日本初 イギリス発の里親支援のための人材育成研修 福岡で開催

SOS子どもの村JAPANは、3月14日から5日間、英国から講師を招き、福岡市にて「フォスタリング・チェンジ ファシリテーター養成コース」を開催。

里親支援は緊急の課題
社会的養護を要する子どもが日本全国で増加する中、我が国では、家庭養護推進が緊急の課題である。同時に里親推進には、ケアの質を確保する里親支援が不可欠であり、その確立が課題となっている。
SOS子どもの村JAPANは、里親普及やその支援のための研修プログラムを開発し、実施してきたが、さらに進んで、里親と子どもの愛着形成のための着実な支援プログラムの必要性を実感してきた。「フォスタリングチェンジ・プログラム」は、英国で10年以上に渡り実施され、その効果が実証されている里親家庭支援のためのプログラム。日本ではじめての取り組みとして、福岡で開催される。

2016年度から本プログラムを展開予定
SOS子どもの村JAPANは、2016年度から日本人ファシリテーターによる里親グループへの本プログラムの展開を予定している。専門家チームと福岡市児童相談所や児童家庭センター、里親支援機関をメンバーとする企画委員会において、プログラム実施上の困難等と成果の評価について検討しながら、安定した実践の展開を図る。2017年度以降は客観的評価を継続し、英国チームとも連携を取りながら日本人によるファシリテーター養成コースの実現など、我が国における里親養育の質の向上のための着実な前進を目指したい。

開催概要
日時:2016年3月14日〜18日 9:00〜17:00
場所:さわやかトレーニングセンター(福岡市東区香椎浜ふ頭1-2-8 香椎パークポート緑地内)
講師:英国モーズレイ病院・フォスタリングチェンジプログラム担当者2名
助成:日本財団


フォスタリング・チェンジプログラムとは

里親による家庭養護の先進的な取り組みがなされている英国において、1999年に始められた里親支援プログラム。委託されている子どもとよい関係を作り問題行動に対応するための様々な具体的方法を週1回3時間全12回(約3か月)かけて、2人のファシリテーターのもとグループでの実践を通して学ぶ。英国におけるプログラム実施後の評価では、子どもと里親の関係性、子どもの問題行動、情緒的徴候について大きな改善が見られた。さらに里親は新たに委託される子どもに対してスキルと自信を持って臨むことができるようになると評価されている。

プレスリリースのダウンロード

 

本件に関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人SOS子どもの村JAPAN 広報担当:遠藤
092‐737‐8655