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スタッフインタビュー – ファミリーアシスタント/湯地知美さん –

2022.05.02

子どもの村福岡のスタッフインタビュー。
今回は、子どもの村福岡にてファミリーアシスタントを担当している【 湯地知美 】さんへ、
ファミリーアシスタントのお仕事についてインタビューを行いました。

湯地知美さん

保育士。保育園や地域の子育て支援員、保育士の研修講師を経て2021年11月より子どもの村福岡にて、ファミリーアシスタント職を担当。育親(里親)家庭のサポート支援を行っている。

—————子どもの村福岡でのファミリーアシスタントのお仕事について詳しく教えてください。

ファミリーアシスタントは、育親(里親)家庭の担当と、子どもショートステイの担当にわかれています。わたしは入職時から育親(里親)家庭の担当をしていますが、村長を中心にしたチーム養育がおこなわれていて、定期的にファミリーチームミーティングが開かれます。日によって勤務時間はまちまちですが、昼12:00から夜20:00という勤務が多いです。

ショートステイは、シフトを組みながら受入れしますので、スタッフは週に2回ほどの宿泊をともなう勤務があります。

—————ファミリーアシスタントから見て、育親(里親)家庭のサポートと、子どもショートステイの受入について違いはありますか?

育親(里親)家庭では子どもたちと中期的にかかわることができるので、わたしたちファミリーアシスタントも子どもたちの成長の様子を感じ取ることができます。一方で、子どもショートステイの場合には短期的なかかわりの繰り返しになるので、子どもとかかわる仕事としては、少し寂しく感じることがあるかもしれません。また短い期間で子どもたちとどのように接するかも難しい面があると思います。ただ、育親家庭の担当とは違い、受け入れ期間中はファミリーアシスタントを中心に養育することになるので、自分たちで子どもたちのお世話をすることになります。

子どもショートステイを利用されるご家族のリピート率は高く、繰り返し利用をしながら生活されています。法人としては、子どもショートステイの受入を通じて、親御さんとの関係性を築きながら支援につなげていくことを試行しています。

—————湯地さんが子どもショートステイについて思うことはありますか?

保育士は子どもたちを預かることが主な仕事ですが、「親御さんにとっての相談役」という役割も持っていると思います。親御さんとのやり取りになるので難しい面もありますが、とてもやりがいのある仕事だと思います。

 

—————その「実親さんの相談役」という役割の考え方は、どの経験から来ているのですか?

保育園で勤務していたときの経験と、福岡市の子育て支援員をしていたときの経験からきていると思います。

保育園の先生たちって、子どもたちと接する時間が長いので親御さんに代わって子どもたちを育てる役割を担っているんですよね。トイレトレーニングや着替えなどを含めて子どもたちにたくさんのことを教えるのが保育園の先生のお仕事。

わたしは乳幼児を担当していたので、ときに子どもたちの「初めて」の瞬間を保育園で立ち会ってしまうこともあります。そのときはとても嬉しいのですが、その気持ちを“ぐっと”こらえ、「手柄はお母さんたちに」という教訓を思い出すんです。「そろそろ歩けるようになりそうです!」などタイミングや伝え方を考えながらコミュニケーションを取ってきました。

そういう関係のなかから、少しずつ親御さんがわたしたちに話してくれるようになるんですよね。求められた時にアドバイスをしたり、ヒントを伝えてみたりしていくうちに、親御さんが子どもたちとの関わりが良い方向へと変わっていくところを見てきました。

親御さんたちは、毎日の家事、子育て、仕事など、うまく折り合いをつけながら生活しています。私たち保育士の大切な役割は、親御さんたちの努力や工夫を聞き、ねぎらいながらコミュニケーションをとることだと思います。

その信頼関係のなかから「おうちでの様子どうですか?」とお聞きすると、お母さんたちは子どもたちの家での様子を私たちに教えてくれたりします。お母さんが家庭内での子どもの姿を語るだけで、子育てをしている実感が持てるようになる。そんな様子を感じながら親御さんと関わっていました。

お母さんたちにとって「子育てができるようになっている」という自信は、困難を乗り越えるための大切な力になると感じています。

—————経験談をありがとうございます。湯地さんから見て、子どもの村福岡で働く上での良いところや、逆に難しいなぁ〜と思っている点があればぜひ教えてください。

保育園に勤務していたころは、数多くの子どもを相手にした一斉保育だったので、「子どもの村福岡」の一人ひとりのこどもに向き合うことができる環境は、とても素晴らしいことだと思います。またスタッフは、子どもたちの成長を「心の底から」喜べる人が揃っています。ショートステイの受入はとても大変だと思いますが、お母さんは私たちを信用してくれて預けてくれていると思うと、仕事の意味や重要性を再認識します。

難しいと思うことは不規則な勤務体系です。特にショートステイのスタッフには宿泊がともなう勤務があります。子どもたちと一緒に寝て過ごすとき常にアンテナを張っているので、泊まり勤務の時はどうしてもゆっくり休むことができなかったりするようです。一人の子どもを預かる時はまだ気が楽なのですが、複数人となると一人の子どもが泣き始めると、他の子どもたちも一緒に泣き出したりします。泣いている子が泣き止んだと思ったら、シャキッと目が覚めてしまい、遊び出したりするとなかなか寝ることができないのでそういう意味では大変でもあります…(笑)

—————湯地さんにとって「こういう人と働きたい!」という思いがあれば教えてください。

一人ひとりの子どもの個性や自主性を大切にしてくれる人。丁寧に寄り添いながら、子どもの良い面を引き出して伸ばすことができる人と一緒に働けたら嬉しいです。

 

—————最後に、湯地さんの思いを聞かせてください。

子どもたちは、様々な事情を抱えて「子どもの村福岡」にやってきます。子どもたちが親御さんから離れて「子どもの村福岡」に来ても、安心して過ごすことができるように心がけています。子どもたちの未来のために、ご家族とともに子どもたちの育つ土壌を整えるお手伝いをすることができたらと思います。

 

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・子どもの村福岡 ファミリーアシスタント職 募集要項はこちら

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