わたしたちの4つの活動
困難を抱える子どもと家族の支援
子どもと家族が孤立しないために
さまざまな事情で困難を抱える家庭が地域で孤立し、さらに深刻な事態に陥るのを防ぐために、家族分離の危機にある家庭を支援しています。他分野の領域と連携し、地域で支えるしくみづくりをめざしています。
福岡市子ども家庭支援センター
SOS子どもの村
福岡市からの委託で2013年に開設した、地域の子どもと家族のための相談支援機関です。平日夜間および土日祝祭日に、臨床心理士や社会福祉士が家族のあらゆる悩みについて相談を受け支援しています。子どもを主体に、「子どもの最善の利益」を大切にしながら、家族とともに家族が抱える困難の解決をめざしています。
20歳未満のお子さまやご家族から、次のようなご相談が寄せられています。 子どもの発達について心配しています… 学校での子どもの様子が心配です… 子育てやしつけについて困っています… ゲームのことで親子の喧嘩が絶えません… 親も子も 感情のコントロールが難しく、すぐに怒ってしまいます… 最近、子どもが深夜まで友達と遊ぶようになりました… etc. お子様やご家族はもちろん、ご家族を取り巻く環境も含めてアセスメントを行います。その上で、ご家族と一緒にプログラムを検討し、支援計画を立てて行きます。支援計画にそって、以下のことを提供いたします。 カウンセリング、プレイセラピー、心理 ・ 発達検査、スキルトレーニング、支援のモニタリング、フィードバック、関係機関との連携。
ご相談の予約
- 予約電話
- 092-737-8656
- 相談時間
- 月・火・木・金(17~20時) 土・日・祝日(10~17時)
- ※留守電の場合がございます。その際は、お名前と連絡先を入れて下さい。
- ※相談は無料で、予約制です。
校区里親普及事業
親の病気や育児疲れなどで一時的に子どもの養育ができなくなり、自治体のショートステイ制度(児童養護施設などでの一時預かり)を利用する人が急増しています。その背景には、核家族化が進み、困った時に頼れる人がいない家庭が増えていることがあります。 そのような場合、同じ校区内に短期間子どもを預けることができる里親がいれば、子どもは住み慣れた町で学校に通い、日常生活を続けることができます。SOS子どもの村JAPANは、2014年度から福岡市西区との協働で、西区をモデル地域として校区里親普及事業を行っています。
(独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業)
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子どもと遊びプロジェクト(通称=こぷろ)
社会的養育の子どもたちのなかには、虐待などの厳しい家庭環境のもと、子どもらしく遊ぶことができなかった子どもたちがいます。ボランティアを中心に設立された「こぷろ」と連携し、遊びを通して子どもをエンパワメントしていくプログラムをめざします。里子のための遊びプログラムやリフレッシュキャンプは里親さんや子どもたちに大好評です。
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多分野ネットワークへの参加
地域で家族を支えるネットワークを広げていくため、福祉関係者に限らず、さまざまな領域の個人や団体と連携し、定期的に会合やイベントを開催しています。福岡市とNPOの協働で里親普及を行う「新しい絆プロジェクト」や、ユニセフが提唱する「子どもにやさしいまちづくりネットワーク」にも参加しています。
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家族と暮らせない
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