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ニュースレターVol.17 特集「ヤングケアラー支援」

支援会員の方に向けて年2回発行している、SOS子どもの村JAPANニュースレターVol.17を発行しました。

今回の特集は『ヤングケアラー支援』
ご縁があった、元ヤングケアラーの方へのインタビュー記事を掲載しております。

何気ない会話の中から「ヤングケアラー」の話を聞いた時、「そう言えば、私もそうだったかもしれないと思ったんです」。
福岡市内の医療機関に勤務する「いずみ」さんが、「私の経験が少しでもお役に立つのであれば。」と小学校2年生の頃から始まった経験を話してくれました。

-母は入院、父は早朝から勤務。姉10歳、妹3歳、狭いアパートの部屋、3姉妹で過ごす毎日-

仕上がった原稿を「いずみ」さんに読んでもらいました。

「原稿を読んで、本当にこの通りと、姉も泣いていました。
姉が結婚して、子どももできた頃に小学校の同窓会があったらしいのですが、当時、近所に住んでいた男の同級生から、
『お前よかったな、今はちゃんと普通の生活できて…』と言われたらしく、改めて、当時が、普通じゃなかったのだと思ったと言ってました。
私たち姉妹にとっても、改めて、ヤングケアラーを考えるきっかけにもなりました。」

まだ始まったばかりの相談窓口ですが、さまざまな難しさがあると感じています。
試行錯誤しながら、子どもたちと出会い必要な支援につながるようにしていきたいと思います。

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