はじめての方へ

SOS子どもの村JAPANは、家族と暮らせない子どもたちとその危機にある子どもと家族のために活動しているNPO法人です。


1. わたしたちの活動の背景

約47000人 家族と暮らすことができない子どもの数

親の病気や経済的理由、虐待や育児放棄などさまざまな理由で家族と暮らせない子どもたちは、日本全国で
約47000人 います。さらに、その危機にある困難な状況に置かれた子どもの数は、数倍にのぼると推定されています。

1999年度末37,000人 2010年度末39,500人 2014年度 47,600人

※数字は、乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、里親、ファミリーホーム、自立援助ホームに措置された子どもの数。
※2014年度の見込みは、「子ども・子育てビジョン」の児童養護施設610カ所、里親等委託率16%等の目標値と、現在の施設の平均定員等からの試算。
(「社会的養護の課題と将来像への取組」厚生労働省2012年9月)

「家庭」で育つことは、子どもの権利です。

日本では家族と暮らせない子どもたちの 85% が乳児院や児童養護施設などで暮らしています。

里親14.8% 乳児院8.0% 児童養護施設77.2% 合計85% (厚生労働省 2013年度末)

「子どもは、その人格の完全なかつ調和のとれた発達のため、家庭環境の下で幸福、愛情および理解のある雰囲気のなかで成長すべきである」(国連子どもの権利条約、前文)


2. わたしたちが取り組む4つの活動

支援を必要とする子どものために家庭を築き、子どもが自分の未来を切り拓く手助けをし、地域とともに発展していきます。

1. 子どもの村での子どもたちの養育

子どもの村福岡、子どもの村東北、2つの子どもの村で子どもたちを地域とともに育てます。

子どもの村での子どもたちの養育

2. 困難を抱える子どもとその家族のための支援

すべての子どもと家族がともに暮らし続けられるように支援します。
地域の人々や専門家とのネットワークづくりをすすめます。

困難を抱える子どもとその家族のための支援
地域の子どもと家族のための相談事業

福岡市から委託を受け、子ども家庭支援センター「SOS子どもの村」を運営しています。ここは、地域の子どもとご家族のための相談支援機関で、社会福祉士や臨床心理士がご相談をお受けしています。必要に応じて、児童相談所や学校、区役所、医療機関などとも連携します。

里親・里子支援/里親制度の普及啓発

専門研修会や、里子のための「子どもプログラム」、多くの市民サポーターの参加による「里親リフレッシュキャンプ」などの事業を行っています。

多分野ネットワークの構築

小児・精神医療・司法などのさまざまな専門領域をつなぎ、子どもとその家族を支える多分野ネットワークづくりを進めています。

3. 人材養成プログラムの開発と実践

養育者の専門性の確立は、重要な課題です。世界中のSOS子どもの村の実践の中から蓄積してきた「家庭教育プログラム」を、日本型に翻訳・開発し、全国に発信していきます。

人材養成プログラムの開発と実践

4. 子どもと家族の現状の発信

家族と暮らせない子どもたち(社会的養護)の現状を、わかりやすく伝えることで、広く市民の問題としていきます。

子どもと家族の現状の発信

3. 日本の2つの子どもの村

子どもの村福岡

日本で最初の子どもの村は、2010年4月に福岡市西区に開村した世界で一番ちいさな村です。子どもたちが暮らす5軒の家とそれを支援するセンターハウス、たまごホールがあります。子どもにとって大切な「家庭環境」と「専門的なサポート」「実親との連携」を柱に、地域とともに子どもたちを育てています。

子どもの村東北

仙台市太白区に、日本で二つ目となる子どもの村が2014年12月に開村します。子どもの村福岡での経験を活かし、東日本大震災で被災した子どもたちやその家族をはじめ、家族と暮らせない子どもたちのために活動していきます。

わたしたちのルーツ SOS子どもの村とは?

子どもに関する世界最大規模の国際NGO。1949年第二次世界大戦後のオーストリアではじまり、現在134の国と地域に展開。国連子どもの権利条約の精神に則って活動し、子どもの諸権利の実現のため活動しています。


わたしたちの活動は、市民のみなさま一人ひとりのご支援によって成り立っています。
子どもたちに幸せな子ども時代を手渡すために、わたしたちの活動にご参加ください。