SOS子どもの村JAPAN|SOS CHILDREN’S VILLAGES JAPAN

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活動の背景

家族と暮らす子どもの権利

子ども時代に愛されて育つこと

“子ども時代にその人が傷つき損なわれたか、愛され尊重されたかは、
その後の人生の障がいとなるか、
良く生きる助けになるかを決定づける”

[ SOS子どもの村インターナショナル「Who we are」より ]

家庭で育つこと

家族で祝う誕生日、それぞれの好きなおかずが並ぶ食卓、兄弟げんか、家事の手伝い、つらいときに寄り添ってくれる家族がいるということ・・・。
家庭で育つ過程には、将来自立して社会で生きるための大切な糧と経験が含まれています。
家庭で獲得できる子どもの発達課題のひとつに、愛着の形成があります。生涯にわたり人間関係の基礎となる“人への基本的信頼感”は、乳幼児期に特定の養育者との間に「愛着」を築くことにより育まれます。子どもはこの愛着を土台に、人に甘え、受け入れられることを通じて人間関係を肯定的に捉えられるようになるため、愛着の形成が子どもの発達に重要であることが多くの研究や事例で示されています。虐待や養育者の頻繁な交代など、何らかの事情で愛着形成に課題がある場合、子どもの情緒や対人関係に問題が生じる「愛着障害」を引き起こすことがあり、成人後もその影響を受けることがあります。
子ども時代に愛し愛される親密な人間関係から自尊心や社会性の基盤を育むことが、その後の人生を豊かにする大きな力となります。

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